2017年7月13日

【述懐】誉れ高き五十周年達成【顧問 寺島 国樹】part6

人あっての企業

 

 私は、景気に関係なく優良人材の確保に力を入れました。昔から「人は石垣」と言われます。優秀な人材無くして企業の存続はあり得ません。幸いにも縁あって、大変優秀な人材を獲得できました。その人は現工場長の魚野君で、今や社長の右腕として弊社の大黒柱的存在で活躍しています。弊社に誘ったのは私ですが、オカダ合金を選んだのは本人です。ありがたく感謝しています。

 

 平成十七年(二〇〇五)には新社長が誕生しました。現社長の岡田等さんが入社されて数年経ち、いよいよ社長に就任されるにあたり、社長を引き受けるか否か、かなり苦しまれた様子に見えました。私はそのころ、等さんと次のような会話をしました。八年前なので社長に記憶があるかわかりませんが……

 

「社長になったら、とにかく現会長と相談役の作り上げた今の会社のすべてを自らの手で塗り替える覚悟で決断してほしい」

 

 岡田等さんは社長に就任されるにあたり、専門知識をもっと勉強してから社長学を勉強したいと思っていましたが、岡田現会長より次のような助言を受けたと言います。

 

「専門職は人に任せ、社長としての知識(経理、人派、マネジメント、弊社を取り巻く環境側面等)を即勉強した方が良いだろう」

 

 私は今の社長の姿を見て弊社の将来に全く心配を抱いていません。その理由は次の通りです。

 

 

オカダ合金ヒストリー

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