2014年2月5日

気候とアルミ溶湯品質

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昨日より北陸らしい天気が続いています。最高気温が0℃です。しかし今年の積雪量は少なく除雪作業も今日が初めてです。
現場は、寒くて大変と思いきやアルミ合金の溶解温度700℃・金型温度300℃以上となると冬場の環境の方が作業者にとっては汗をかく事もなく作業効率も上がります。
又、アルミ合金の溶湯にとっても冬場は良い環境になります。アルミ合金は大気雰囲気の影響が大きいと言われています。大気雰囲気からの溶湯のガス吸収が絶対湿度(気温×相対湿度/100)に影響がありますので気温が低く空気が乾燥していれば溶湯への水素ガス吸収は抑えられる事になります。
頭が痛いのは、大気雰囲気は管理できないところです。当社では、作業現場の絶対湿度を確認しながら、溶湯ガス除去装置と確認の為の炉前試験機を使って溶湯管理を行っています。

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