【第1回:技術情報】鋳造欠陥のピンホール【アルミ鋳物】

2017年11月22日

これからアルミ鋳物の技術的情報を定期的にブログにアップさせていただきます。
主に一般的情報を載せさせて頂きますが、ご不明な点、ご相談がございましたらお気軽にご連絡をいただければ幸いです。

第1回 鋳造欠陥のピンホール

ピンホールとは、多数の細かい針状の気泡穴を指します。鋳物のどの部位にも発生しますが、主に製品厚肉部、凝固が遅い押湯付近に現れます。
多くの場合、機械加工後に発見され肉眼でも確認できます。
発生の主原因は、大気中の湿気によるものです。湿気がアルミ溶湯へ吸収されて水素ガスとなり、それが鋳込まれて凝固過程において鋳物外へ放出できなかった時に生成されるものです。
対策としては、アルミ溶湯と大気の接触を最小限にする事と、材料・鋳型・鋳造用具など十分に乾燥させる事が大事になります。又、溶湯中からに水素ガスを除去しガス量を管理する事も必要です。

当社では、ピンホール欠陥を最小限にする為の溶湯品質の維持に取り組んでいますので
お困り事がありましたら、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
ピンホール欠陥 対処法