【述懐】誉れ高き五十周年達成【顧問 寺島 国樹】part7

2017年07月13日

現社長の経営姿勢

 

 現社長は、現会長の助言を素直に受け入れられ、現場関係の多くを魚野工場長に任せて会社経営に取り組んでいます。

 

 現代の会社経営学は、専門家のさまざまな論法が飛び交っています。現社長はその中で《ランチェスター経営戦略》を取り込み、随所にその戦略の成果が出てきました。私は、ランチェスター戦略については詳しくありませんが、わかりやすく迷わず実践できる最適な経営競争戦略の基礎と言えるのでしょう。時勢はどうあれ《人間の進化は逆境にあり》の精神で、常に前向きの姿勢であることはなかなか頼もしく感じられます。

 

 従来の会社カラーも七割方、岡田等カラーに塗り替えが進んでいます。残りの三割はいかにして従業員の気持ちの入った会社づくりができるか、でしょう。

 

 古くから、企業は人なり、人は企業の財産と言われています。社長は経営の責任者としてマネジメントに専念し、その右腕として社長に劣らぬ情熱を持った魚野工場長が、またその補佐でH・O君、N・O君ら優秀なメンバーがそろっています。補佐のお二人に注文するとすれば、「今の自分に満足していますか?」。自分の現状を打破し、自分の欲望を達成するため、今のワークのほかに自分がやりたい専門技術をマスターして真価を発揮してほしいし、自分の要望を積極的に社長、工場長に進言し、活気のある自分づくり、活気のある職場づくりに自分の価値を発揮してください。また、現場従業員ともっと会話を増やしボトムアップを図ってください。

 

 そして欲を言えば、あと一名専門職の人材がほしいです。グローバル化した現代において、社長の方針である多品種少量生産で、良品質、低価格品、迅速な納品などの競争で徹底して勝ち抜くためには、もっとアピールできる特質性がほしいところです。そのためにも専門知識と闘魂豊かな人材が一名必要ではないかと考えています。

 

 現場の力量を飛躍させ 力強く改善力のある現場力を育成する、Sのさらなる徹底を進める(気持ちの通った5S)ことが必要です。

 

 最後に、ますますグローバル化が激しく深化する今日、途上国の急激な追い上げ、わが国の政治力の衰退などで、小企業を取り巻く環境の変化はますます厳しくなってきます。改めて今の会社の現状を分析、方向性を確認し、力あふれる会社づくりに向かって努力され《確りと守り、確りと攻め抜いて》勝ち進んでください。