先進地企業視察（九州編）

先日、所属する石川県鉄工機電協会主催の先進地企業視察研修で九州地区に行ってきました。
視察先は、平田機工株式会社殿（熊本市）と株式会社 安川電機殿（北九州市）の２社。
https://www.hirata.co.jp/
https://www.yaskawa.co.jp/

平田機工殿は、半導体はじめ医療器等他分野の自動化製造装置を設計・製造するマルチ技術集団です。
モノづくりの技術力はさることながら、熊本への本社移転経緯や熊本地震の対応エピソード、行き届いた福利厚生施設等「働き方改革」と「働きがい改革」を高い次元で実現する平田社長の「真心経営」に感銘いたしました。

安川電機殿は、日本を代表するメカトロニクス・ロボットのトップメーカー。
その歴史から未来の工場を体験できる「ロボット村」は老若男女問わず見る者を楽しませてくれます。
今話題の「人と協働ロボット」を実際の工場ラインで上手に活用されているのを拝見し、これが２１世紀のあるべき工場の姿なのだ、とイメージ出来ました。

２社ともに共通して言えることは、案内を頂いた要職者の方々の明るさと愛社精神、そして、いきいきと働く社員さん達の姿です。
単に「生産性をあげるための生産性向上」ではなく、「社員や社会の幸福のための生産性向上」。
まさに先進の「ＤＥＩ経営」を目の当たりにする貴重な体験をさせて頂きました。

視察先の両社をはじめ、企画して頂いた石川県鉄工機電協会事務局、同行メンバー各位に感謝です。
ありがとうございました。