2017年7月13日

【第三部:技術編】アルミ製ボーリングピン  昭和六十年

 昭和六十年(一九八五)、ボーリング場の経営者からアルミのボーリングピンができないかと相談があった。高校野球で使っている金属バットの快音がボーリング場に響くと心地よさそうだし、木製のピンでは割れたり、折れたりして長持ちしないから、とのことである。

 

 従来の木製ボーリングピンと同じ大きさ、形状、重さ、そして重心の位置を合わせるのに苦労し、仕上げの色塗りで失敗して完成には至らなかった。ボールが衝突する衝撃で色が()がれやすかったのである。

 

 

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