2017年7月13日

【述懐】誉れ高き五十周年達成【顧問 寺島 国樹】part5

工場管理の基本概念

 

 お客様に上下はありません。主要顧客先へは二、三カ月おきに訪問し、弊社に対する要望や現場の意見を聞き、弊社の現場の意見や改善等のコンタクトを取りました。納期管理については即答を心がけ、また客先に発生した不具合処理は距離の遠近関係なしに即現場へ走りました。お叱りを覚悟して行きましたが、対応の早さに「歓待」されたこともありました。

 

 私の工場管理の基本概念は《守りつつ攻める》です。弊社は百%下請ですが、小企業(下請)の《守りつつ》とは「限られた資金、設備、人のもとで価格、品質、納期、改善、5S等をどのように対応して守りきるか」です。《攻める》とは、次のことを積極的に顧客や関係各所にアピールできる営業力と現場力を言います。それは、提案型企業(コスト対応)・低価格・納期の達成率・安定(ばらつきの無)品質・迅速な不具合処理・設備の高度化(特に品質管理に関して)・ハイレベルの品質(材質・鋳肌)などで、同業他社をいかにして引き離せるかに尽きます。

 

 

オカダ合金ヒストリー

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