2020年12月28日

緊急時訓練を行いました!

12月28日に実施をした防災訓練の様子をご紹介いたします。
大地震や事故災害を想定して、防災訓練、緊急時訓練を実施することはとても大切な事です。
当社では、災害時に混乱やパニックを起こさずに、社員が安全に初期対応し避難できるように訓練を実施しました。
今回は下記ののシナリオで訓練を行いました。
1.アルミ溶湯の漏洩事故
2.プロパンガス配管損傷により漏洩事故
3.灯油タンク又は、油分の側溝への漏洩
4.大地震で停電が発生した際の屋外避難
アルミ溶湯は、700℃を超える温度の溶けた金属です。漏洩した際には、消火器や水で冷やせば良いと思いますが、水蒸気爆発という大事故に繋がる恐れがあるので、乾燥砂で延焼を防止します。作業者の「アルミが漏れた」と言う大声で、それぞれの役割を確認しました。

プロパンガスは、アルミの溶解と熱処理設備に使用してます。今回は熱処理工場内で配管損傷が発生しガスが噴き出しという想定です。人はパニックになった際に初期行動が遅れます。ガスバルブの位置と二次災害防止を確認しました。


油分の側溝への漏洩は、近隣への環境に影響します。敷地からの漏洩を止める事と、敷地から漏洩した際の現場対応及び情報伝達確認を行いました。

最後に地震発生時の緊急避難です。当社では避難経路は明確にしてますが、停電時には出入口は限定されるので、経路確認と非難集合時の役割分担を確認しました。

今回の訓練で、災害時にいかに適切な行動がとれるかを学ぶ良いきっかけになりました。
又、不足する所もみえましたので、今後改善を図り、安全意識・防災意識を高めたいと思います。

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