「生産管理ソフト更新中」

昨年６月より、社内の生産管理ソフトの更新作業を進めています。
色々な機能追加を試みていますが、先ずは業務効率化の一例を紹介します。

従来は、現場作業者が鋳造日報等を紙の専用帳票に記入し、翌日事務職員が転記 入力するという二度手間＆タイムラグが生じていました。
この影響もあり、製品の進捗や在庫状況の信頼性に欠け、お客様の納期問い合わ せに対して即答できないこともあり、ご迷惑をお掛けしていたことと思いますm(__)m

そこで今回、タブレットを活用して、鋳造作業者が直接入力＆仕上工程がバー コードリーダーでスキャンするシステムを構築しました（現在試験中）。

当社の場合、単に鋳造出来高だけでなく、鋳造条件や溶湯試験、不良内容、製造 時間、上下工程への報連相等々、かなり細かい管理項目があり、加えて全製品の 仕上作業のタクトタイムを計測する必要もあったため、導入にあたり現場作業者 全員の協力が必要でした。
しかし、そこは担当のＭさん(女性)のキメ細かい配慮のお陰で、とても扱い易い 「道具(ｼｽﾃﾑ)」に仕上がった様で、現場でも好評です。
これからは、蓄積されたデータを上手に活用して、更なる高品質・サービス向上 に努めます。

現在、管理チームは、鋳造・仕上・加工の生産計画自動化に向け、開発取組中です。