言葉とイメージ

まだまだ厳しい残暑が続いていますが、朝番は涼しくなってきました。

先日、所属するロータリークラブの早朝特別例会に参加しました。
津幡町にある倶利迦羅不動寺 鳳凰殿の本堂にて「集中とリラックス」をテーマに、「阿息観」と「ヨガ」の初体験です。
早朝6：30から1時間足らずの僅かなひと時でしたが、心が落ち着き、身体が楽になった様な気がします。事実、その晩はぐっすり眠れたのです。

阿息観での「点(あ)に向かって息を吐ききる」イメージや、ヨガでの「手足の指先まで新鮮な空気を送り込むように」という講師の言葉通りイメージしながら行ってみると不思議と身体が伸びる様な感覚になった気がしたのです。
その時、これは生業であるものづくり「鋳造や加工」にも通じるな、とふと思いました。

例えば注湯作業では、「アルミ溶湯が先端まで届くように」とか「ガス(空気）を巻き込まない様に」など、イメージしながら作業するのとしないのとでは、不思議と出来栄えが違うものです。
真のベテランとは、必ず「言葉やイメージ」を大切にしていることを思い起こされた次第です。
これは社員にも伝えたい。。。