日本ダイカスト展2024

2年毎に開催されるダイカスト展に行ってきました。
今回大きく注目されていたのは、何と言っても話題の「ギガキャスト」。
電気自動車の車台部品等、実物展示が目に止まりましたが、確かに形的には見事なダイカスト鋳物でした。

私自身、最初に就職した会社で経験させて頂いた川崎市のダイカスト屋さんでは、当時(1985年位)、国内最大の3,000トンのダイカストマシンがありました。
その数倍も大きい物が出来るなんて、なかなか想像できません。

当時は、ロボットなどなく、離型剤の塗布やトリミングも全て人間が行っていましたから、とてもハードな作業で大変でした。
がしかし、製品の出来映えを競い合う「ものづくりの楽しさ」があった様に思います。
実はこの経験が、当社のグラビティ(重力金型鋳造)に大きく活かされていることは間違いありません。
ちなみに私の体力では、450トンしか扱えさせて貰えませんでしたが、それでもキツかった💧

会場には、1950年代～現在のダイカスト技術の歴史を展示したブースもあり、懐かしさを味わいながら技術の進歩に感心し、独り楽しむことが出来ました。

‟我がダイカスト＆鋳造業界は、永久に不滅です！”